S.O.C

丹羽良徳個展「ワークインプログレス:地球の裏側で戦争を終わらせる」

2024年5月28日(火)〜 6月22日(土)
開廊時間:12.00-18.00
休廊日:日、月、祝


丹羽良徳個展「ワークインプログレス:地球の裏側で戦争を終わらせる」を開催いたします。

現在制作中のソーシャルプラクティス「地球の裏側で戦争を終わらせる」(2023年〜)の指示書として制作されたコラージュドローイングは、防水ブルーシートに書かれています。作品内 容を示すテキストと昭和天皇、服毒自殺した元内閣総理大臣の近衛文麿の顔、唇、青酸カリなど が大きく拡大されています。戦後80年近くを迎える日本は、戦争を体験した世代も減り、また社会の形も大きく変化しました。かつて日本軍が侵攻したアジア地域からの労働者や学生を迎える ように変化しました。この作品は、このアジアからの訪問者によって、昭和天皇の玉音放送を再現することで、戦争がいかなるものかと地球規模の変化の中から考えようとしています。丹羽良徳は、この作品を概ね数年以内に完了させようと計画しています。 この展覧会では、このコラージュドローイングを中心にウィーンで制作した新作・近作のド ローイング、フィリピンのマニラのゴミ埋め立て場を舞台とした映像作品「ゴミの山の命名権を 販売する, 2014」を展示します。

この機会にお運びいただけますようお願い申し上げます。

pagetop