前期:2017年12月16日(土)〜 2018年1月27日(土)
後期:2018年2月3日(土)〜 2018年3月3日(土)
冬期休廊:2017年12月23日(祝・土)- 2018年1月15日(月)
開廊時間:12:00-19:00(日・月・祝日休廊)
12月16日(土)よりwinter showを、前期後期に分け開催致します。
前期会期には、池崎拓也、升谷真木子、森千裕、後期会期には、金氏徹平、鹿野震一郎、森千裕の新旧作を再考し展示致します。
ギャラリー内には本の閲覧コーナーを設け、それぞれのアーティストの最近の活動や思考が
垣間見れる展示を致します。
2017年10月7日(土)〜 11月11日(土)
オープニングレセプション:10月7日(土)18.00 – 20.00
池崎拓也「ビューティフル♡ワールド」展を開催致します。
徳之島出身で幼少期を島で過ごし、鹿児島市内で育ったのち、武蔵野美術大学に進学し、中国に留学した池崎拓也は、現在東京にスタジオを構え、来春渡米の予定を控えています。
彼を取り巻く環境と風景は都度大きく変化し、そこに常に自らの居場所を探してきました。池崎は、身の回りに溢れる日用品や風景、文化や文脈を切り取り、自らに繋げる道標のように作品を制作してきましたが、今展では「レシピ」に注目し、彼が眼にするすべてのものが出来上がる道程としての「方法」に、自らの「願望」や「欲望」、「目的」を上書きすることで作品を制作します。
今まで築いてきた道標を頼りに、幾度となく道程を振り返り書き換えることで辿り着けるはずの「ビューティフル ♡ ワールド」は、あまりに人工的で少し滑稽に見えるかもしれませんが、その道筋がまた新たな道標となり予感に変わる瞬間を分かち合って頂けましたら幸いです。
installation views of IKEZAKI Takuya “Beautiful ♡ World” 20172017年2月11日(土・祝) > 3月25日(土)
12:00-19:00(日・月・祝日休廊、3月4日(土)臨時休廊、但し2月11日、3月19、20日はオープン)
Satoko Oe Contemporaryを会場に、torch pressとdittoとの業種を超えた恊働作業による、3人の作家とのコラボレーション展を開催します。本企画から生まれたdittoのスカーフ、torch pressの印刷物などを用い、ギャラリー空間を立体的に使って展示を行います。本企画から生まれたdittoのスカーフは、期間限定受注販売致します。
3月19日(日)、20日(月・祝)、22日(水)(*18日から22日へ変更になりました)に本展やtorch press、ditto、Satoko Oe Contemporaryに関わりのある方々をゲストに、川Barを行ないます。
川Barを訪れれば、ゲストの方々を囲んで面白い話ができるかも。 会場にてお飲み物とちょっとしたおつまみをオーダーできます。 お誘い合わせの上ご来場お待ちしております。
2016年11月26日(土) > 2017年1月21日(土)
12:00-19:00(日・月・祝日休廊)(冬期休廊: 12月23日 – 1月9日)
11月26日(土)17:00-19:00 オープニングレセプション
12月10日(土)17:00-18:00 愛知県美術館館長 島敦彦 x 森千裕 対談
「テニス肘」を調べると、“テニスのストロークを繰り返し行なったことで肘が痛くなる障害です。タオルをしぼる動作をすると、肘の外側から内側にかけて痛みが生じる症状で、中年以降のテニス愛好家に多い疾患です。”と、あります。
森が展覧会タイトルとして用いた「テニス肘」というひとつの身体的症状は、リタイア後に時間とお金に余裕が生まれ、憧れていたテニスを急に始めた世代に多く生じる症状
として現代社会の様相を浮き彫りにするかのようです。森は、この展覧会タイトルに、
彼女の作品の中に度々登場する、スポーツ、身体、はっきりしない不穏な病気(不眠症など)、
そして言葉の接続や響きの面白さ、などを反映させています。
「授業中、教科書やノートに落書きをしていた。現代社会が社会の教科書ならば、その上に
落書きやシールを貼付けるように、ルールを勝手に組み替えるような行為を続けてみたい」
と、森は言います。
家に着くとフラッシュのように現われる夜の都市のネオンサイン、耳について離れないコマーシャルソング、じっとりとまとわりつく夏の湿度、など、森の作品からは常に都市(都会)とそれにまつわる人間社会の営みが感じられます。そしてその都市とは、彼女が身を置き常に徘徊し観察している都会であり、森は都会に潜む日本の現代社会が孕んでいる現状を、繊細に時に大胆に作品に写し取ります。
作品の表現形態は様々で、日常的に描き貯めた膨大な量のドローイングを主軸として、絵画、写真、立体、映像、レリーフ、ライトボックス、ウォールドローイング、本、など多岐に渡り、これらはシリーズ作品としてランダムに現れます。森は、ドローイングと同様に、親しい人との会話のなかで他人から放たれる言葉の断片や、看板の文字やロゴ、電車の向かいに座ったおじさんのスポーツ新聞の見出しの一文など、衝撃的に耳や目に飛び込んでくる文字や言葉も日常的に書き貯めており、都市に散らばるそれらの言葉の断片を掻き集め、持ち帰り、幾つかは数年間発酵させ、時空を超えてイメージと組み合わせ(幼少期の落書きも含め)、素材や技法を考案し、最も相応しいアウトプットの方法を模索実現させます。
こうした都市や記憶、時間、言葉の断片的要素の衝突は、森の作品の中であらゆる手段を用いて躊躇なく繰り返し行われます。それらは都市の中に無意識的にはびこる制度に対する漠然とした不安や拒絶感、盲目的に張り付く固定観念への疑問へと繋がり、一見するとユーモラスに見える森の作品の中に滲み出る生の不条理さ、面白さ、残酷さと、バラバラに引きちぎられそうな意識や身体の中でのそれらに対する抵抗と受容を表しています。
今回の個展では新作に加え、初のフォトブックとなる「もりサッシ1」を刊行予定です(定価JPY1,000-(税込))。12月10日(土)には、愛知県美術館館長島敦彦氏との対談も予定しております。
2016年10月1日(土) > 11月5日(土)
(日・月・祝日休廊)
10月2日(日)15-17時 オープニングレセプションとして、どなたでもご参加頂ける
ティーパーティを予定しております(会費制¥1,000)。ぜひお運びくださいませ。
この残り香は、誰のものだろう。
誰もいない部屋に ほんの数分残る気配がある。
そんな不在の中にある「誰かの」気配を捉えたかった。
それは、いつか体験した情景にもある。
たとえば、撮ったことも忘れてしまった写真、
そこから再生される新たな情景を紡ぐようなこと。
いつかの記憶に戻るための光を再現するようなこと。
それは私だけのものではなく、
鑑賞者にとっても絵になる情景であってほしいと思う。
2016年 升谷真木子
2016年7月23日(土) > 9月3日(土)
(日・月・祝日休廊)
(夏期休廊 8月7日(日)-22日(月)、8月6日(土)臨時休廊)
2016年5月10日(火) > 6月18日(土)
(日・月・祝日休廊)
6月11日(土)17.00-18.00『トーク:堀元彰x鹿野震一郎』
6月18日(土)18.00-20.00 クロージングパーティ
6月11日(土)、18日(土)12.00-『ゲーム・デイ』
協力:黒木健一
ギャラリー空間の法則と、作品の法則と、作品の配置の法則。そうした法則の中で、
様々な法則やシステムの模倣でもある、ボードゲームやトランプを展示空間で遊べ
るように配置します。ゲームという作品鑑賞とは異なった『遊び』を展示空間に挿入
していくことで、リラックスと緊張を伴って展示空間に滞在することができます。
パラレルな法則を同時に体験することによって、普段のギャラリーでの展示鑑賞とは
異なった愉しみ方をしていただけたら幸いです。
鹿野震一郎
2016年2月13日(土) > 3月19日(土)
(日・月・祝日および、2月27日(土)の臨時休業日を除く。)
Artists
池崎拓也 Ikezaki Takuya
池田光弘 Mitsuhiro Ikeda
岩永忠すけ Tadasuke Iwanaga
金氏徹平 Teppei Kaneuji
鹿野震一郎 Shinichiro Kano
升谷真木子 Makiko Masutani
森千裕 Chihiro Mori
ケサン・ラムダーク Kesang Lamdark
新作を展示いたします。